【TOEICpart3】聞き取れない人必見!半年で800点超えが教えるコツ、勉強法

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TOEICに挑むにあたっての心得

突然だが、受験英語は文法からスタートし始めるのに、TOEICに関してはいきなり問題集から取り組んでいないだろうか。残念ながらそれでは高得点は取れない。TOEICに限らず英語全般に言えることだが、基礎(文法)が固まっていない状態でいくら問題を解いてもいつか詰まる。そこに気づくまでの時間を短縮すればするほど、早く上達する。

流れとしては、

一発目に「問題集」をやる→間違えた問題の解説を読んで、理解できた場合はそのまま問題集を。

問題は解説を読んでも理解できなかった場合だ。その場合、ほとんどが「文法」が弱い。「リスニングなのに文法?」などと思うかもしれないが、文法ができていないと、なぜ「この単語の後にこの単語がきているのか」などが理解できず、うわべの理解で次へ進んでしまう。スクリプトで理解できないものをリスニングで理解できるわけがない。

受験したことがない人は一回受験してみよう。TOEICの公式問題集もあるが、「緊張感」や、「一通りの流れ」が全てわかる。月に一回開催しているから、すぐに受験して「一通りの流れ」を確認しよう。

TOEICpart3はTOEICリスニングパートで一番苦手な人が多いパートだ。会話文自体が長く、スピーカーも2~3人とPart4より多く(Part4は1人)、グラフなどもあるため、注意すべきポイントがたくさんある。

AIで作成した問題で流れを見る

Man:Hi, I noticed the printer on the third floor isn't working. Do you know when it will be fixed?

Woman:Yes,the technician is scheduled to come this afternoon. It should be repaired by the end of the day.

Man:That's good to hear. In the meantime, is there another printer I can use?

Woman:Sure, you can use the one in the copy room on the second floor. It's available to all staff.


1.What does the man ask the woman about?
(A)A computer problem
(B)A broken printer
(C)A meeting schedule
(D)A maintenance request

2.When will the problem likely be fixed?
(A)By tomorrow morning
(B)This afternoon
(C)Next week
(D)Right now

3.Where does the woman suggest the man go?
(A)To the third-floor office
(B)To the technician's office
(C)To the second-floor copy room
(D)To the supply store
男性:やあ、3階のプリンターが動かないのに気づいたんだ。いつ修理されるか知ってる?

女性:ええ、技術者(修理する人)の方が今日の午後に来る予定になってるよ。今日中にはなおる予定ね。
男性:いいことを聞いたよ。その間、使っていいプリンターはある?

女性:もちろん、2階のコピールームにあるのを使ってもらって大丈夫よ。全従業員使えるわ。

1.男性は女性に何を訪ねましたか?
答え(B)壊れたプリンター

2.その問題はいつ頃修理されますか?
答え(B)今日の午後

3.女性は男性にどこへ行くよう提案していますか?
答え(C)2階のコピールーム

設問先読み

次から次へと流れてくる音声だが、ありがたいことに「設問」も読み上げてくれる。その間に次の問題の設問に目を通そう。800点~900点を目指すのであれば、その設問の選択肢(4択)にも目を通そう。先読みの最大のメリットは、次の会話文が「どんな内容」なのかを事前にチェックできるところにある。

例えば設問で、

What does the man ask the woman about?という設問があるとする。ここで先読みを行っていれば、「男性が女性に尋ねる」ことがわかり、男性の発言に注意して聞くことができる。

固有名詞に気を付ける

TOEIC勉強し始めは、固有名詞(人の名前や、町の名前)が聞き取りにくい。ここでいちいち一個一個覚えるのではなく、おすすめはBBCニュースというイギリスのニュース番組を聞き流しすることだ。ニュースだから、「名前」や「地名」など豊富に出てくる。しかも日本人が苦手とする「イギリス英語」なので非常に勉強になる。しかも無料なので、通勤時間にはもってこいだ。

BBC Business | Economy, Tech, AI, Work, Personal Finance, Market news

結局シャドウイングが一番

シャドウイングとはネイティブの音声の後に続けて読むことだ。

part3では「2人以上による会話」、「図形(グラフ等)あり問題」があるが、特に上記の問題に対して別々の対策が必要なわけではない。結局は会話文が理解できれば、解答は一瞬ででる。とにかく間違えた問題のスクリプトすべてをシャドウイングで頭に叩き込もう。そもそも英語を聞き取れない一番の理由は「英語をはっきり発音できないことにある。」英語の知識がある人でもネイティブと話し慣れていない場合に会話中、頭が真っ白になる現象が起こるのは、自分が思っている英語の音と実際の音にギャップがあるからだ。その差を埋めるのがシャドウイングだ。シャドウイングでネイティブの音声の直後に同じように発音するので、「ギャップの差」がひらきにくい。

他には「ディクテーション(ネイティブの発した言葉をすべて書き起こす)」があるが、「書き起こす事」は時間の無駄だ。あくまでTOEICのリスニング&リーディングなので書く作業はないし、いちいち「スペル確認」するのも時間の無駄だ。一回書き起こしている間に何回読めるのか。最短でゴールに向かえ。

勉強する順番をまちがえないこと

そもそもここに書いた「対策」や書店に並べられているTOEICの参考書はスクリプトを見て構文把握や文法が理解できていることを前提で作られている。だから非常に文法の説明が浅い。構文がわからない文をシャドウイングで覚えたところで、3歩歩いたら忘れてしまう。

スクリプトを読んで、構文把握できな文や、文法的にわからない問題に出くわした場合は、シャドウイングの前に文法を徹底的にやるべきだ。そこで文法の勉強をおろそかにしても、いつかガタがくる。流れとしては、「文法」→「シャドウイング」だ。

リスニングの勉強こそスキマ時間に

リーディングや文法の勉強と比べると、リスニングは耳から聞くから、満員電車の中でも、歩きながらでも、言ってしまえばどこでもできる。「スキマ時間」を有効活用せよ。

実際にTOEICで本腰をいれて勉強しなければなならないのは、Part5~7のリーディングだ。最初は絶対に時間が無くなる。だからリスニングはなるべくスキマ時間を活用せよというわけだ。

まとめ

よくTOEICの参考書でみる「パターンを覚える」とか、「似た音の単語が含まれる文は不正解の可能性が高い」とか、実際に使えないテクニックを覚える必要は全くない。何度も言うが、これは「文法をおさらいする事」から逃げているだけだ。「変な知識」を覚えて、TOEICで800点を取ったところで実際に勉強したスクリプト以外聞き取れなかったり、文面(メール)がビジネス系以外読めなかったりしたらどうだろう。本当に大手企業はそんなことのためにTOEIC800点を最低条件として設けているのか。絶対に違う。

いつまでも「文法」から逃げている人は、解説を見ても深く説明されているわけではないので理解に苦しむ。「理解できないモヤモヤ」が続き、結局TOEICの勉強から逃げてしまう。筆者は最初そうだった。ずっと「文法」から逃げていた。そこでしっかり「文法」に向き合ったところ半年で800点を超えた。しっかり「今の自分」を見つめ、足りないものを確認し、そこに全集中しよう。

検討を祈る。

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