【TOEIC英語】長文読解、速読のコツは?副詞を()でくくることで読みやすく!

Uncategorized

PART7が本当に苦手、時間がたりない、、。自身も最初はそのような問題にぶつかりまくってきた。

しかし、副詞全般(句、節)を()でくくることで文が読みやすくなること、筆者の言いたいことが理解しやすくなることを学んだ結果、長文読解が一番苦手から、一番得意になった。

そもそも副詞、副詞句、副詞節の違いは?

副詞とは、動詞、形容詞、副詞自身、文全体を修飾(説明)できる言葉のこと。要は、名詞以外を修飾できる言葉だ。

副詞句、副詞節も修飾できるのは副詞と同じ名詞以外だ。では、なにが異なるのか。「形」が異なる。「副詞句」とは、副詞のかたまりのことで、「副詞節」とは、副詞のかたまりを作る文(節)のこと。

この説明は例を見た方がわかりやすい↓

副詞句

ex)This model is currently available at a discounted price.「このモデルは現在割引価格で販売中です。」

currentlyが副詞で現在という意味で、販売中という意味のavailable(形容詞)を修飾している。at a discounted priceが副詞句で割引価格でという意味。副詞句なので、名詞、述語動詞は句中に存在しない。

この場合、太字部分を取ると、This model is available.「このモデルは販売中です。」となり、わかりやすいかつ、筆者の伝えたいことが秒でわかる。

もう一個、ex)This software is updated on regular basis.「そのソフトウェアは定期的に更新されます。」

この場合も同じく、on regular basisが副詞句で「定期的に」という意味。太字の副詞句を取ってみると、This software is updated.となり、「このソフトウェアは更新されます。」という意味になる。

長文の中で筆者の主張がすぐに理解できることほど重要なことはないのでぜひ活用してほしい。

副詞節

副詞節も副詞句もやることは一緒。例を見ていこう。

ex)If you need further assistance, please contact our support team.「さらにサポートが必要な場合は、サポートチームにご連絡ください。」

この場合、If you need further assistanceが副詞節で「さらにサポートが必要な場合は」となる。if節中に主語(you)、動詞(need)が入っていることから、副詞節(文)と判断できる。

太字(副詞節)を取ると、please contact our support team.となり、ただの命令文になり非常にわかりやすい。

長文が早く読めない理由はここにある。もちろん長文解釈や、翻訳など内容を正確に理解しなければならない場合は、このルールは適用してはいけない。しかし、今回のテーマである長文を読み切る、速読などの対策としてはまず最初に取るべきアプローチだ。

長文を読み続けるコツ

TOEICでは特にテーマが単一(ほとんどがビジネス系メールなど)で読んでいて疲れる(飽きる)ことはないだろうか。筆者の場合よく頻繁に起こる。

これはほんのちょっと声に出して本文を読むことで解決できる。

黙読の場合は「目(視覚)」だけを使うが、音読の場合は、「目」、「口」、「耳で聞く」という複数の感覚を使うので脳が活性化され、集中持続できる。

長文を読んでいると、たまに意識が全く違う方向に行ってしまう経験はないだろうか。

その場合も声に出すことで、自分の声に集中するため、頭の中の雑念(他の考え事)が入り込みにくくなる。

わからないところはとばす

完璧主義な人ほどわからない部分を飛ばして次に行くことができない。しかし、ただでさえ時間がないTOEICでわからないところに時間を割いている時間はない。

Softbankの孫正義氏は、「5秒考えてわからなかったら次へ行け。」と言っている。これはビジネスにおいての発言かもしれないが、試験に取り組む際にも非常に有効だ。

そもそも「理解」と「定着」は異なる。5秒考えて分からなかった場合の知識は、理解していない知識なので、考えても意味がない。自分の勉強不足だ。文法や構文把握など考えれば答えにたどり着くものもあるが、単語に関しては考えても意味がないので次へいこう。

定着とは教えられる知識のことだ。つまりアウトプット可能な知識の事。

焦りながら長文を読めと言っているわけではない。時間を意識しながら取り組もう。

一番いい方法は常に時間を計測しながら問題を解くこと。これは意外にも実践していない人が多いが本当に使えるアプローチだ。これが身につくと時間を見なくてもあとどれくらい時間がのこっているかなどが体感でわかる。

パッセージごととばすのはNG

分からない問題をパッセージごと(設問すべてまるまる)とばすのはやめよう。1問でも多く解いておくべきだ。パッセージごととばすことで生じる一番のデメリットは、再度長文をしっかり読み込むという手間が増えることにある。要は丸々1問残っている状態になる。

その中の1問でも解いておくべきだと伝えたのには理由がある。1問でも解いておくことで、脳がその問題を頭の片隅で考えていてくれているから、再度その問題に取り組む際に答えを導きやすくなるからだ。

これは一回経験してほしいメリットだ。この方法で筆者は何回も難問に対し答えをひらめくことができた。

まとめ

自分自身ですでに実行していたものもあれば、初見のアプローチもあったと思う。長文アレルギーを持っている人は読む際のコツを知らないだけでコツさえつかめば、逆転できるスキルをもっている。

今回は筆者自身でやってきて効果が高かったもののみを紹介している。そんなのやっても意味はないや、時間の無駄などと邪推をする前に素直に実行する人が最速で高得点を取れる。色々な経験をした人ほど強くなるように、いろいろなアプローチをトライ&エラーで繰り返したひとが最速で高得点を取れるのだ。

自分自身の今までの勉強法を見つめなおすいい機会だと思ってぜひ今回紹介した方法を試してほしい。

以上

コメント

タイトルとURLをコピーしました